HOUSE(ハウス)
オススメ度 ☆☆
1977年公開 87分
監督 大林宣彦
あらすじ
お互いをあだ名で呼び合う7人の少女たちは夏休みにオシャレのおばちゃまの屋敷に行くことになる。ところが次々に少女たちは姿を消していき、怪奇現象に巻き込まれていく。
感想
特撮はすごくはなく、むしろ作り物だとすぐに分かるくらいのレベルですが、子供が観たらトラウマになりそうなグロさがあります。おばちゃまの口から目玉が見えるシーンや生首などは、その最たるものでしょう。
夕焼けや青空も作り物めいていて独特な世界観です。ホラーとしてはあまり怖くありません。
次々と少女たちが犠牲になっていく中、唐突に胸ポロリがあります。
これは必要なのでしょうか。
大林監督の性癖なのでしょうか。
性癖といえば、ミッドサマーのアリ・アスター監督の性癖ってどうなってるんだと言いたくなるくらい歪んでいるというか、ねじ曲がっているというか、作品というものはその人の素の部分が出るものなので、理解できない部分があるのは仕方ないのかもしれません。
ホラーというよりはなんだか不思議な世界、というような映画でした。