日々映画まみれ

映画の感想をつらつらつぶやいていきます。4コマ付き。ネタバレ有り。

街の灯

 

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オススメ度 ☆☆☆☆☆

 

1931年公開 87分

 

監督 チャールズ・チャップリン

 

出演者 チャールズ・チャップリン ヴァージニア・チェリル

 

あらすじ

 浮浪者の男は盲目の花売り娘と出会う。花を買った後、車が去る音が聞こえたため、娘は男を金持ちだと思う。

 男は自殺しようとしていた金持ちの紳士を救い、友達になるが紳士は素面になると

酔っていた間のことは何も覚えていなかった。

 男は娘の家賃と目の手術費用のために働き始める。

 

感想

 浮浪者と貧しい花売りが必死に働いても、金持ちの紳士がぽんと簡単に財布から出すお金には届かない。金持ちの紳士の酔っていた時の記憶の失い方は心配になるほどで、それによって困ったことになってもチャップリンは文句を言わず、娘のために働く。

 娘と再び会うラストシーンは名シーンです。ハッピーエンドなのかそうじゃないのか判断できない所で終わるので、心に残りました。

 献身的に誰かのために一生懸命になって、それが報われるのか。結末を考えると、切なくなります。

 

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